不登校と成績

今回はタイトルの通り、不登校と成績についてお話ししていきたいと思います。


まず、不登校で成績を保つのは難しいです。

私は高校で不登校になりましたが、不登校の時は家で勉強もしていなかったと思います。

(辛過ぎて、何をしていたのか覚えていないのです)


私はその後通信制の高校に転入しましたが、独学で大学を目指すのは難しいので、家庭教師をつけてもらい、授業をしてもらいました。



高校受験、大学受験はなかなか独学は厳しいと思うので、出来れば塾等に通えればそれが一番良いと思います。


でも、前にも書いたように、今はネットを上手く利用すれば、勉強に関する情報がたくさん手に入ると思うので、金銭面で厳しいという方は、上手くネットを利用してみるのも手だと思います。


私が中学生の時、周りに不登校の子が居ましたが、その子はそれなりに点数が取れていたようでした。


環境も大事ですが、本人のやる気が一番大事なところなので、そこを引き出せるような関わりを考えていきたいですね。

不登校の時の親の対応

さて、今回はタイトルの通り、不登校の時の保護者の対応について考えていきたいと思います。



私は、辛すぎてあまり詳しいことは覚えていませんが、無理矢理引っ張られて車に乗せられて学校に連れて行かれたこともありました。


親とは毎日喧嘩をしっぱなしで、タンスのガラスを割ったりなんてしてました...


学校のある日の朝は、髪をとかす元気もなくボサボサのままでした。


無理矢理連れて行かれた日はもうどこに焦点を合わせて良いのか分からないような状態で、周りから見たらめちゃくちゃ病んでいる、鬱っぽい人に見えていたのでは無いでしょうか。


毎日ノートに消えたい消えたい消えたい消えたいと書き殴っていました(恐怖)


学校を休めても、休んだ気持ちにならないのが不登校の辛さ。

でも、学校に行くのももっと辛い。


私はこの先どうしたら良いのか何て考える力も残っていませんでした。


心療内科にも行って、

「学校に行くと不安と緊張が強くて、帰ってくる頃にはヘトヘトで、家で課題も手につかないんです。勉強にもついていけなくなって、課題も出していないと、私は女だしダラシないって思われて辛いんです。」

等と沢山吐き出してきましたが、

「私の時代はね〜、浪人するのが当たり前で〜」

と意味わからない医者の自慢話をされました。

それでカウンセリング料金も取られていました。

私は診察室から出てすぐ号泣してしまったこと、今でも覚えています。


担任は、「まずは卒業することを目標に、やれることを一つ一つやっていきましょう」

と言ってくれましたが、その当時の私には全く刺さりませんでした。


いくら進学校を卒業出来たとしても、何にもならないし、私は卒業できてもその後数年は休みたいと親に言っていました。



そんなこんなをしているうちに、私の母は、もう無理だと思ったのか、通信制の高校を調べて薦めてくれました。


母が色々調べて動いてくれて、私は高校2年の夏から通信制の高校に転入することになりました。


私はやっぱり、無理矢理学校に行かせても何の問題解決にはならないと思います。


心の充電をする時間、場所を作っていくことが大事なんだと思います。


親の立場で考えると、自分の子どもが不登校であることを受け入れるのはなかなか難しいと思います。

実際、私は親とたくさん喧嘩をしました。あんなに余裕が無い母を見たのは生まれて初めてでした。

でも、学校にも居場所が無いのに、家にも居場所が無かったら、それはとても辛い事です。


心の底から受け止めるのは難しいと思いますが、家は安心して過ごして良い場所だよと伝えて欲しいです。


私の経験談がほとんどになってしまい、すみません。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

何かご意見等ありましたら、Twitterやこちらのブログに書いて頂けると嬉しいです。





不登校の時は誰も信用できない

今回のテーマは、"不登校の時は誰も信用できない"です。

 

私の親は、私が毎日学校に行けないことでとてもストレスを抱えていました。

(自分が不登校の時のことは、私は詳しくは覚えていないのですが)

朝、うちの親は無理矢理連れて行こうとするので、私は家のタンスのガラスを割ったりドアを壊したりとかしてましたね...

 

親にも理解して貰えず、親もイライラしていて、私はノートに消えたい消えたいとたくさん書き殴っていました(今考えると超病んでて怖い...)

 

保健室登校もうちの学校の制度では無かったので、(保健室にいても登校日数にカウントできない、授業に出たことにならない、連続でいても2時間まで)

保健室に行くことすら嫌でした。

 

保健室にいる先生に、

「ドキドキって動悸がした時に不安だって感じるんじゃなくって、恋みたいでワクワクするって捉えてみたら?」

と言われて、心の底から「はあ?」と思ったのを覚えています。

 

担任はなんでも、「なるほど」と言って聞く人でした。

出席日数が全然足りていないし、もう勉強もできる状況ではなかったので、テストなんて受けても赤点しか取れない状況だったと思います。

 

テストで赤点を2つ取ると留年すると聞いていたので、受ける気にもならずテストの日も休んでいました。

 

でも担任は、「学校に来れば何とかなるから、卒業を目指しましょう」と言ったんです。

 

全然テストで点数が取れなくても、学校に行けば担任が何とか誤魔化してくれるのでしょうか、そんなことってできるのでしょうか。

 

それに、何とか進学校を卒業したとして、その先はどうすればいいのか全く分かりませんでした。

 

卒業した後のことを担任は考えてくれていたのでしょうか?

 

もし高校を卒業できたとしても、私はその後休みたいという気持ちしかありませんでした。

 

 

いろいろなことがあって、私は周りの大人が全く信用出来ず、本当に家に引きこもってしまいました。

 

今回はここまでです。見て頂きありがとうございました。

 

 

 

通信制の高校って?

私は高校2年の夏から、通信制高校に転入という形をとりました。

 

高卒認定試験を受けるという手もあったのですが、私の母が、学校に通うという気分を味わってほしいと思ったから通わせてくれたのです。

 

私は、学校自体が嫌な訳ではなく、全日制のあの進学校に通うのがもう無理ってなっていたので、

スムーズでは無かったのですが、気が向いた時に、

週一回くらい通学していた気がします。

 

スクーリングという、まとまって2、3日、何時間か授業を受けなくてはいけない時もあって(私は自主学習、プリントをひたすら解く形でした)

あれだけはちょっぴりプレッシャーでしたね。

 

あとレポートを提出したり、テストを受けたりもしなければなりません。

 

テストの内容は、とってもとっても簡単過ぎました。心配になるくらいに。

(だって、レポートと全く同じ内容がテストに出るから)

ですので、全教科、成績は5段階評価の5でした。

 

勉強が苦手な人でも、義務教育をしっかり終えられていない人で勉強面についての心配はそこまで必要ないようには思います。

 

(ただ、レポートを進めるのは、なかなか一人では難しいかもしれません。

私は理系だったので、専門物理とかとった時、?????となることもありました。レポートと連携したテキスト、結構間違った表記も多かったのです(これはビックリですよね)

教科書を読んで理解出来れば良いのですが...分からないところがあった時に、きちんと確認出来る環境が整っているか、そこは重要視すべきですね。)

 

通信制の高校で友達も出来ました。たくさんでは無いですが、今も連絡を取り合っています。

 

高校卒業まで必要な単位数があと少しだけなら、高卒認定試験の方がコスパは良いと思いますが、まだまだあり過ぎるという方には通信制高校をお勧めします。

 

全日制の高校よりもずっと自由に時間が使えるし、気持ちも楽ですので。

 

あと、良い大学を目指したいという方には、そういう専門の通信制高校も存在します。

私は、胡散臭かったりしてそっちに通うのは辞めました。

 

良い大学というのは、私立大学です。慶応やMARCHのことです。

 

誰かを見返したい、学歴が欲しい、私立でも学費を払える、そういう人には良いと思いますが、私は何か上手く言えないけど嫌でした。

 

通信制高校から私立の有名大学へ行った人は沢山いますが、

国公立大学に受かった人はあまり聞いたことがないです。

 

(通信制高校から国公立大学に受かった方がいらしたら、どのような勉強をしたのか等、詳しく教えて頂きたいです!)

 

ということで、通信制高校についてのお話でした。

 

不登校になって、後悔したこと。

私は高校生で不登校になって後悔したことが沢山あります。

 

後悔というか、仕方なかったのですが。

だって、その時の自分は精一杯だったので。

 

進学校に通っていたので、まず、その学歴がなくなったという失望感は大きかったです。

何処の高校に入ったかよりも、その後の人生の方が大事なのですが、

その時の自分は学校という檻に縛られていました。

 

私の世界は学校で出来ていました。

でも、これも仕方ない。日本の教育がそうだから。

 

友達も切っちゃいました。

連絡取る元気なんて無かったのです。

 

友達は数では無いけれど、信頼できる友達がいるって、安心感に繋がるし、自信にもつながります。

 

自立するって、誰にも何にも頼らない訳ではなく、"依存先を増やすこと"だと思います。

 

友達や、趣味、恋人、仕事、たくさんのことに依存して安定しているのです。

誰にも頼らずに生きている人はいません。

 

だから、良い意味で依存先を増やしていきたいものです。

 

親から離れるのが不安になるといった分離不安は、他の場所に安心感や信頼できる人が作れれば減っていきます。

赤ちゃんが後追いをして泣くのは愛着の形成段階で、分離不安の現れです。

 

不登校も、分離不安と同じところがあるのでは無いかと私は感じます。

 

 

少し話が逸れましたが、後悔したのは大きく言うと、学歴、友達の2点です。

 

あ、あと言うならば、楽しい思い出が欲しかったなあ。

 

不登校の人、たくさんの経験をした分、たくさん辛い思い分をした分、

楽しい思い出をたくさん作っていきましょう、

 

読んでいただき、ありがとうございました。

形式卒業って?〜不登校〜

タイトルの通り、今回のテーマは形式卒業についてです。

 

形式卒業とはそもそも、小中学校の義務教育課程において、ほとんど出席していなくても、形式的に卒業することになることを言います。

 

私は高校の時に不登校でしたので、形式卒業には当たりません。全日制の高校は、3分の2は出席しないと進級できないので、私自身不登校だった時は、義務教育なら進級出来て卒業も出来るのに...と思っていました。すみません。

 

形式卒業において何が問題になるのかというと、勉強するタイミング、勉強をやり直す場所を失ってしまうことです。

 

現在、"生涯教育"が大事だと謳われることも出てきましたが、まだまだその場所は多くはありません。

 

夜間学校フリースクール等、学校に行けない子どもたちが学習できる場所、社会に足りているのでしょうか。

 

私は高校1年生の3学期に不登校になったので、その後は色々と苦労しました。

"一人で勉強する"のが向いている人もいるかもしれませんが、なかなか環境が揃わないと、学校に通っている人と同じような学力を確保するのは簡単ではありません。

 

ただ、今は、インターネットも普及しているので、無料で勉強できる場所も環境も工夫すればたくさん出てきています。

 

不登校になって悩んでいる人にとっては、なかなか勉強を頑張ろうという気持ちになるのは難しいと思います。

どのくらい遠回りになるか、時間がかかるかは分かりませんが、お子さんの道が閉ざされないように関わりたいものですよね。

 

勉強についていけない、勉強が出来ないという不安への対処法は、上手くインターネットを活用していくのが近道だと思います。

 

YouTubeでは、はいちさんが義務教育の内容も丁寧に教えて下さっているので、気になる方は是非。

他にはクイズノックさんもオススメです。(知識があることは楽しいということを根本的に知れる、YouTubeで勉強を一緒に頑張るというライブ配信をしている)

 

ということで、記事を読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

子どもが不登校!誰に頼れば良い?

さて、二つ目の記事です。

 

(不登校について語る私のことを胡散臭いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

もっと胡散臭いことを言いますが、認定心理士の資格を持っているので、少し私が持っている知識もお伝え出来たらと思います。)

 

タイトルにある通り、お子さんが不登校になった時、誰に頼れば良いのでしょうか。

というか、誰かに頼っても良いのでしょうか。

 

不登校の問題は、親御さんだけ、家族だけで解決するのは難しいのです。(不登校の原因が家族の関係である場合もありますので難しいですが)

 

頼るべき人は少なくても2人は必要です。これは絶対条件です。

 

①心の専門家

 

②学校

 

 

 

①心の専門家

今、心療内科などを探すと、思春期外来とか、専門的に相談できる場所が様々あります。

 

"学校以外"に、きちんと心のガソリンを貯められる場所が必要となります。

 

心療内科や精神科が敷居が高いと感じるのならば、個人で働いていらっしゃる臨床心理士さんに相談して、カウンセリングを受けてみるのもアリだと思います。

(ただ、値段が高いものが多いので、現実的には難しいかもしれません)

 

②学校

これは絶対に大事です。

 

例えお子さんが、学校の先生と連絡を取りたくないと言っても、保護者の方はきちんと繋がっていた方が良いです。

 

心の専門家に相談すると、カウンセラーさんにもよりますが優しい言葉を掛けてくれることが多いので、学校に行けない本人は、外部の"心の専門家"と心の繋がりが深くなっていきます。

 

すると、相対的に学校への信頼度は下がっていってしまうことが多いのです。

 

残念ながら、学校の先生も激務で(#教師のバトンという言葉が今有名ですが)

なかなか、一人一人に丁寧に対応する時間が取れなかったりします。

 

勿論、熱心に対応しようとして下さる先生もいらっしゃいますが、心に関する専門家な知識は皆無と言っても過言ではないくらいです。

(大学で、数単位は発達心理学や児童心理学等、必修だったりしますが、それだけで不登校の生徒にきちんと対応出来るようになるのは難しい過ぎるのです)

 

学校に信頼できる人がいることで初めて、学校に戻る力が少しずつ湧いてくるのです。

 

今回はここまでです。

読んでいただき、ありがとうございました。