不登校になったら、どうしますか?

初めて書く内容から重いのですが、不登校で悩んでいる人、家族は現代社会においてとても多いのではないでしょうか。

ちなみに私は、不登校経験者です。
高校生の時に不登校になりました。

不登校を経験した私は、不登校って他人事じゃ無いんだなあと、他人事のように思いました。

不登校を経験した私が考えること、少し語っていきたいと思います。

不登校について、以下のような意見がよく聞かれます。

①「学校に行きたくない」という声を許したら、もうそのまま学校に行けなくなるのでは?


(確かに、一回学校に行かなくなると、休み癖がついてしまうのではと危惧される気持ちは分かります。)

②「学校に行きたくない」は心のSOSだから、休ませた方が良い!


さあこの二つの考え、どちらが正しいのでしょうか。

不登校経験のある私から言わせて頂くと、どちらも正しいのです。
逆に言うと、どちらの方が正しいということでは無いのです。

「学校に行きたくない」は、本当に心のSOSです。
しかし、学校に行きたくない理由は、人それぞれです。

人間関係が原因だったりすることもありますし、勉強についていけないことが原因だったりすることもあります。
(このように不安が明確なものを具体的不安と言います)

具体的な不安、理由が分かればそれを取り除くことが必要です。原因が分かるのであれば、親御さんは1番の理解者になって、お子さんに寄り添ってあげることが大事ですね。
(保護者の方の関わり方については、後々別な記事を書きたいと思います。)

ただ、残念ながら、原因が複合的に絡み合っている場合も多いのです。

実際私は、具体的な原因は幾つかありました。行きたくなくても親に無理やり学校に連れて行かれる日も多かったです。

ただ、そうこうしているうちに頑張る心のガソリンが燃え尽きてしまったのでした。

お子さんが「学校に行きたくない」と声に出したら、いつもと様子が違うと感じたのなら、まずはお子さんが何に悩んでいるのか、きちんと聴いてあげることが大事です。

このブログを覗いて下さっている方は、少なくとも同じような経験で悩んだ人、お子さんが不登校で悩んでいる方だと思います。

そんな悩んでいる方の希望になれるかは分かりませんが、私は高校は不登校になって通信制の高校に通いましたが、私立の四年大に進学し、きちんと4年間で卒業もしております。

卒業後もきちんと就職して、正社員として働けました。

ですので、不登校になると、その先の人生が閉ざされる訳では無い事を私がここでお伝え出来ればと思います。

また詳しい事など、記事にしていきますので、どうぞ宜しくお願いします。